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つれづれ入院日記61 2025.12.31

◉ひとり紅白も悪くないよね。高熱、痛み、出血、息切れ。病院での年越しとなりました。みなさん、よいお年をお迎えください。

つれづれ入院日記 60 2025.12.30朝

◉またうれしいコメントが寄せられてきました。紹介しましょう。 ◉こんばんは。つれづれ入院日記、毎日拝読しています。学童保育を作ったり、国際色豊かな人脈を知るにつれ、佳大君の行動や人柄に感動し、こちらが元気もらっています。青年センターの留学生の写真から若者の希望をかんじました。蜂蜜と遠雷、博士の愛した数式どちらもとてもよかったです。(中学クラスメイトOさん) ◉高橋さんこんばんは。おこまがしいのですが…主人公のひまりが、高橋さんの入院生活の同志になってくれることを願ってオススメしてみました。そして小説「ひまわり」が読書に勇気を与えてくれるように、私は高橋さんの「つれづれ入院日記」に励まされ、人の繋がりの大切さを教えてもらっています。ありがとうございます。(ハングル講座Mさん) (小説「ひまわり」をオススメしてくれたことに対して私が読書の報告をした内容が次のとおりです。「こんにちは。毎日、1章くらいずつゆっくり進んでいます。一人称の語り、モノローグっていうのかな、読みやすいですね。いま、7章「安静は麻薬」を読み終えました。リハビリのことがすごくてワクワクします。自分もリハビリしないとガンともたたかえないなあと思い、喝を入れられた感じです。「安静は麻薬」ですから」。そして返信をいただいた内容がこの上に紹介したコメントです。 ◉안녕하세요2025.12.25から遡って2025.12.19迄を拝見しました、Mさんのコメントかなと思う愛情コメント、そして高橋さんが登場し大変な治療をしているのに私は不謹慎にも久しぶりの高橋さんを見て微笑んでしまいました。文面を読んでいると治療の大変さが伝わり顔が引きつりますが、日記の後半の部分は何時もの高橋さんと楽しく会話しているかのようでした。今はお見舞いに行けませんが毎日の日記でお会いしましょう。無理は禁物ですが楽しみにしています、頑張ってご飯食べてね、お大事にして下さい。(ハングル講座Tさん。) ◉表現力が高く日記と言うよりショートの本を読んでる感じがしました。流石の文才です!(Tさん続いてのコメント) ◉안녕하세요.つれづれ入院日記全て読み終わりましたm(__)m 高橋さんの多様な人との交流が今ブーメランとなって精神的に支えられている感じが伝わります。高橋さんの人望ですね。皆さんから温かい激励で病気が何処かに飛んで行きますよ〜に。(またま...

番外編【命のバッテリーチャージ感動の本オススメコーナー】2025.12.28深夜更新

◉つれづれ入院日記53で提案した 感動の本オススメコーナーに推薦いただいた本です。(随時更新です) ◉中国後カフェの仲間Fさんから*恩田陸『蜜蜂と遠雷』、*小川洋子『博士の愛した数式』の2冊オススメいただき、命のバッテリーは2ヶ月延長です。(Fさんのオススメのことば。感動的な名作ということで考えてみましたが、年間100冊くらい本を読んでいるのにほとんどがミステリで、感動する作品を読んでいないことがわかりました。それでも過去の読書記録をひっくり返して、以下の2冊をエントリーいたします。*『蜜蜂と遠雷』恩田陸。ピアノコンクールを戦う人々の成長物語。出場者だけでなく、審査員やスタッフなど全ての人が音楽に対して真摯で誠実であるのが素晴らしいと思いました。*『博士の愛した数式』小川洋子。記憶が80分しか保てない博士と家政婦、その息子の心の交流の物語。両方とも映画化もされてる有名な作品なので、もう読んだことあるかもしれませんが… ◉中国語カフェの仲間Nさんから三浦綾子「泥流地帯」「続泥流地帯」「細川ガラシャ夫人」 「海嶺」オススメいただき、命のバッテリー4ヶ月延長です。(Nさんのオススメのことば「①十勝岳大噴火から復興に向けての実話を基に書かれた『泥流地帯』『続泥流地帯』ですね。『続泥流地帯』の方が感動的です。復興に向けて妨害にも負けず進むところに心動かされます。来年から映画の撮影が始まるはずです。③江戸時代に千石船で難船漂流した後、世界一周する話『海嶺』。主人公は鎖国の日本に帰国できなかったけれども開国に影響を与えたという、これも実話に基づいた話です。 ◉中学のクラスメイトYさんから堂場瞬一「大延長」オススメいただき命のバッテリー2ヶ月延長です。 ◉大学時代の仲間Dさん・中学クラスメイトTさんから三浦綾子「塩狩峠」オススメいただき命のバッテリー2ヶ月延長です。(Tさんのオススメのことば「塩狩峠です!なんか三浦綾子は読まず嫌いでしたが、塩狩峠を読んだらとても読みやすい表現で読んでいて情景を想像しながら読めました。その後は「母」を読みました)。これに対するぼくのコメント「三浦綾子『母』はぼくもすでに読了しているので、命のバッテリーチャージオススメコーナーとは別に、「高橋佳大が急いで読み返したい本、視聴し直したいドラマ・映画に登録します」 ◉ハングル講座仲間のMさまから新川帆立「ひ...

つれづれ入院日記 59 2025.12.29朝

◉留学生2人からのメッセージを紹介したら、たくさんのコメントが寄せられた。 ◉こんばんは。ブログ毎日拝見しています。楽しいクリスマスを過ごされたようでよかったです。今日の動画の留学生さん、むっちゃ日本語上手いですね。 ◉(ビデオで励ましメッセージもらえるなんて)佳大さんは国際的に人気者だね。 ◉国際色豊か。佳大の人脈と人徳に脱帽。力もらえる! ◉(外国人に日本語の学習を支援する)日頃の行いがこんな風に。尊敬しかないです。 ◉(メッセージもらえて)よかったね、元気が出るね ◉(メッセージの2人は)すごく優しい笑顔の2人だね。 ◉(外国人からメッセージもらえるなんて)すごい国際的影響力。 ◉ 4秒のシ−ン、鳥肌がたつくらい元気もらいました。  ◉ぼくが褒められているからとてもうれしいし、ぼくは褒められて育つ66歳かもしれないけど、ぼくは外国人の日本語学習を支援するJTSというボランティア団体の、はしっこの、はしっこの、はしっこくらいにいて活動しているだけだから、お褒めの言葉は、JTSに向かうともっとうれしい。 ◉関心あるようなら一度、土曜日の午前に函館市青年センターの1Fオープンスペースで新聞読むふりして、日本語を勉強したり、楽しく会話をしている様子を見て、いいなと思ったら、受付で「来週日本語サロン見学させてください」って言えば、あなたも国際人です! 写真は、日本語サロンの風景を紹介したフェイスブックからのものです。

つれづれ入院日記 57 2025.12.28朝

◉おはようございます。つれづれ入院日記56に寄せられたコメントをまず紹介しましょう。 ◉【ラブブについて】ラブブはBTSメンバーも付けていたので知ってます。UFOキャッチャーでゲットするとは、気の遠くなる話しですね。実は毎週ボウリング場でUFOキャッチャー無料券をいただくんですが、今日初めて一つゲットできました。苦労の末手にしたぬいぐるみは購入したモノより、なぜか何倍も可愛いのです。 ◉【子育ての活動のこと】こちらこそ、高橋さんが学童保育を作ったことがあるだなんて初めて知りました。知れば知るほど高橋さんは奥が深くて驚くコトが沢山あります。お知り合いになれて本当に嬉しいです。 ◉【リハビリのこと】私は骨折した時に痛感!全くダラッとして左手を添えないと右手を動かせて無くて…。今は170度位は痛いの我慢してあげられるかなぁ…。背中は洗えません。だからたまにあかすりエステに行ってますよ。毎日腕や肩のストレッチ体操してます。佳大さんに限らず、段々と筋肉が衰えるから頑張りましょうね。 ◉昨日は、韓国からのクリスマスサプライズできてくれたジヨンさんとオンマの旅3日目。ハングル仲間のKさん夫婦とわが家族の協力で、楽しんでもらえたようです。よかった。午後一番、病院に2回目のお見舞いをいただき、デイルームで楽しく談笑。その雰囲気を写真でお裾分けです。 ◉ぼくは確かめたいことがあったんです。3年前、ジヨンさん抜きで、プサンの市場で両親と食事をした時、日本語がわからない両親と韓国語がぎこちないぼくと、十分は言葉が通じなかったかもしれないけど心は通じてたよねと聞くと、オンマも「そうそうそうそう」と。 ◉韓国ドラマも話題に。意外にも、Kさんの夫さんとジヨンオンマの好きなドラマが同じとか、弟のでっちくんが「チャングム」好きとか、盛り上がったりしました。 ◉病院のスタッフに「高橋さんは韓国語話せるんですか」と聞かれることがありますが、あいさつ程度に毛が生えたくらいでしょうか。ジヨンオンマができるだけ孤立しないように韓国語で「昨晩はよく眠れましたか?」「寒くなかったですか」「また会えましたね。うれしいです」「明日、また会いましょう」「函館はどうですか?」そんな感じでしょうか。 ◉その後、ぼくは病院に残り、他のみなさんにわが家でゆっくりしていただきました。ジヨンオンマの雪かき初体験動画、ジョンさんがサ...

つれづれ入院日記56 2025.12.27昼

◉みんなは「らぶぶ」というぬいぐるみを知ってますか?中国の会社が売り出しているぬいぐるみで日本の子どもたちにも大人気、だそうです。話はここから始まります。 ◉ぼくのリハビリ担当技師Sさんから聞かれました。リハ科医師がぼくと知り合いだと聞いて「高橋さんは先生とどんな知り合い?」と聞かれて「うん、ずいぶん前に、一緒に学童保育つくったんだよね」。 ◉それをちょっと離れたところで聞いていた男性のリハ技師。「え、学童保育ってつくれるんですか?」とびっくり顔。「作れますよ。みんなで相談して、要望書つくって、市に働きかけたり」。 ◉「学童保育作れる人なら、クリスマスに函館の子どもたちにラブブを配ってほしかったな」、え、「うーん、それはやっぱりサンタさんの仕事だな思うな」と返す中で、ラブブのことを知ったわけです。 ◉ところがこのラブブ、函館では、店には売ってなくて、UFOキャッチャーとかの景品でなければゲットできないそう。担当のS技師、苦肉の「もどき買い」。でもやっぱり「違う」って一年生の娘さん。「誕生日でいいよ」って、誕生日って一週間後なんですけど‥毎日UFOキャッチャーやってもゲットできるわけもない。悩んでました。 ◉ここで、ぼくがクリスマスプレゼントのことで、やらかした失敗のことを、書きたくてしかたないけど、長くなるので泣く泣くやめときます。 ◉ラブブから始まり、病児保育ではうちの孫と同じところ行ってだんだねえとか、子育てのことで話はつきずでした。 ◉そうそう、肝心のリハビリの話です。お風呂に入ると短期間で骨だらけになった自分の姿、副作用の湿疹のあともヒョウ柄みたいだし、痛々しい。そして当たり前のことができないんですよ。シャンプーつけて手で泡立てること。そもそも手が上がらない、タオルがしぼれない、そういえば、サインする時の手が震えてた。話もするけど、手を動かしながら、手や指の握力をつければ大丈夫ですよと励まされて、がんばっているところです。 ラブブ

つれづれ入院日記 55 2025.12.27朝

◉ぼくが喜んでいることを喜んでいるみんながいて、ぼくはまた喜んでいる。ジヨンさんのクリスマスお見舞いのブログを読んでくれたみなさんから、寄せられた声です。 ◉佳大さん、クリスマス・イベント楽しまれたようで何よりです。次は主治医と、看護師であり妻でもある純子さんの言う事を守って、無事に年越し・外泊が実現することを祈ります。(大学時代の仲間) ◉こんばんは。遅い時間ですが、写真を拝見したらLINEせずにいられなくなりました。面やつれもなく、いつもの高橋さんで嬉しいです。ジヨンさん達に会えてとっても幸せそう。目がキラキラしてます、良かったですね。(ハングル仲間) ◉入院パジャマのイケメンより。やっぱり私服のイケメンの方が良いわね。でっちくんの気遣いも嬉しいわあね。(ハングル仲間) ◉高橋さんブログ読みました。韓国からお見舞いに来てくれて嬉しかったですね。素敵ですね。(中国語カフェ仲間) ◉よかったね。私も嬉しくなっちゃった。佳大さんのお顔も久しぶりに拝見して、変わってなくてホッとしました。一時退院までもう少しだね。(子ども日本語支援仲間) ◉ジヨンさんとの面会出来て良かった~。そして年末年始の外泊予定ホントにホントに叶えられるよう祈っていますよ。あと数日おとなしく優等生患者でいましょうね。(中学クラスメイト) ◉最高のお見舞いだね。(中学クラスメイト) ◉良い顔してますね。(中学クラスメイト) ◉写真は大沼。寒そう! ◉次号以降の予告。主治医の先生の意外な一面、リハビリ技師との面白かった対話。ベトナムのTさんのその後、命のバッテリーチャージなどのなかから。

つれづれ入院日記54 2025.12.26 夜

◉韓国プサンからジヨンさんとオンマがお見舞いに来てくれた。すごく嬉しかった。遠くからの来客なので、パジャマを脱いで、40日ぶりに服を着て、お出迎え。(ジヨンさんのことは「つれづれ入院日記28」に詳しく書いています)。車いす用のひざ掛け、くつ下をお見舞いにいただきました。 ◉今日の主治医の先生から病気の現状と今後について説明を受けました。 ①12月31日から1泊か2泊の外泊ができるよう調整します。その調整というのは血糖値の管理の仕方の工夫、プレドニンをさらに減らすこと、新しいクスリでステロイド肺炎を予防すること、肺胞出血防止のため2日に1回の血小板輸血をすることなどを指します。 ◉②ぼくの病気MDS(骨髄異形成症候群)についての現状。マルク(骨髄採取)の結果、悪い細胞(芽球細胞)は10%で前より増えています。今回の治療(アザシチジン)はあまり効いていないです。染色体検査の結果からもぼくの病気は薬が効きにくいMDSですが、血液の方は悪い白血球other1が増えてきてはいるけれどもどんどん増えているわけではなくギリギリです。 ◉今後の治療方針はまだ検討中です。アザシチジン一緒に他の抗がん剤を併用することになりますが、肺の状態などもう少し検討が必要です。 ◉先生の話を聞いて、外泊したいというぼくの願いをこういう形で叶えてくれようとしていたことに感謝いたします。

つれづれ入院日記 53 2025.12.26 朝

◉ぼくのまわりは、今、大判小判がザックザク状態です。入院中で不自由な生活だけど、毎日たくさんの発見があり、出会いがあり、みなさんにさらしてしまった日記を通して語らいがあり、気持ちが豊かになるんですよ。日記は一日に一回書くんだろうけど、それでは書ききれなく、頭の整理も追いつかないので、短いのを何回かに分けて、アップしようかなと思ってます。ラインで送りつけているみなさんのトーク画面をまた汚してしまうけど、それはごめんなさい、許してください。 ◉つれづれ入院日記 32 で、ぼくは大部屋病室の印象を「カーテン牢獄」といいましたが、消灯前後の読書やビデオ視聴によって牢獄が「感動のカーテン個室」に変身します、すごい発見ですなんてね、大げさなことを言ってしまいました。 ◉みなさんのオススメ名作教えてください。入院中「感動のカーテン個室」で読みたいと思いますなんて募集までかけてしまいました。 ◉実はこれには、ぼくの願掛け的な思いがあって、オススメがひとつあったら、ぼくの寿命は1ヶ月延びる、100のオススメでおよそ10年、もっと増えたら、不死身の身体、そう、トッケビになってしまう、そんな空想をしていたんです。 ◉世の中にはホントに直球で返してくれる人がいるんですね。別なところでも紹介しました。ハングル講座仲間のMさん。 ◉自分が感動したオススメ名作をずっと考えていました。直ぐに頭に浮かんだのは、若い頃に読んだ三浦綾子の「塩狩峠」や中里恒子の「時雨の記」。でも、「感動のカーテンの個室」の高橋さんに読んでほしいのはそれじゃないと考え続け、今日やっと答えが出ました。 新川帆立の「ひまわり」です。 ◉高橋さんお気に入りの女優、鈴木保奈美さんがこの小説にこんな言葉を寄せています。 「世界の理不尽なんかに黙っていない。武器を磨け 味方を集めろ 作戦を練り上げて 勝ち取れ!傷だらけででっかく笑え! それが彼女の戦い。これは私たちの戦い。鈴木保奈美(俳優)」。どうですか?読みたくなってきたでしょう?笑 ◉「はい、次、行っちゃいます」(ぼく)。「はい、行っちゃってくださーい」(Mさん)。てことでぼくは「ひまわり」を読んでいるのです。 ◉さてぼくの「オススメ募集」はまだ有効ですよ。なんせ寿命が延びたのは、まだ1ヶ月分ですから。

つれづれ入院日記 52 2025.12.25昼

◉臨時ニュースです。わが家の居間にぼくの介護ベッドが入りました。キャスター付き、リクライニング付きです。昼と夜で置く場所も変えることができます。問題はいつ退院できるかです。  

つれづれ入院日記 51 2025.12.25朝

◉サンタさんのプレゼントは最高の眠りでした。弟が手がけてきた難病で車椅子生活の子の原案でやってきたウェブ絵本の紙バージョンが本人に届き喜んでくれたとのうれしい報告。その絵本をスマホで見ていたら、ページがめくれるあいだに寝落ちしてた。 ◉きのうは、輸血もあり、骨髄穿刺という大きな検査があり、最後に、筋力回復のリハビリがあり、快眠につながったようです。起きたら、iPhoneと読みさしの本が、ベッドに転がってた。 ◉いったん退院までのソフトランディング、強いクスリであるプレドニンを少しずつ減らしていく初日だった昨夜、熱のぶり返しもなく、朝を迎えられました。この調子でいきたいものです。明日は主治医の先生からお話があると告げられています。ちょっと緊張しますね。 ◉今日はクリスマスサプライズで韓国のジヨンさんとオンマがプサンから会いに来てくれる日です。(詳しくは入院日記28)。それまで退院できなかったけど、これまで日韓三地点でネット交信しながら準備を進めてきました。明日、あさって、病院のルールの中で、お見舞いに来てくれます。オンマが日本の家も見てみたいと27日にはわが家に(ぼくはいないけど)。函館-インチョンは直通便が出るようになったからいいけど、プサン-インチョンが大変、クリスマスで混んでるみたい。

つれづれ入院日記50 2025.12.24朝

◉朝だ!この時期、病院の朝は日の出より早い。ホントは日の出が早い方が好きなんだけど。で気がついた。昨日が冬至。昨日の病院食にかぼちゃがついてたっけな。ふだん、かぼちゃは苦手であまり手をつけないんだけど、病院食で体力をつけようと決めたんで気づいた。オレ、エラい。これから昼が長くなる。うれしい。 ◉函館のクリスマスイブは雪景色にはならないようですね。 ◉季節が同じだからといって毎日同じ天気、同じ気分や調子で目覚めるわけでなく、病気が同じだからといってやっぱり同じ気分や調子で目覚めるわけではないですね。「ばけばけ」を見たい朝か、あとで録画でもいい日の気分とか。 ◉きのうは赤血球の輸血をしてもらって、いい感じで眠りに入ったんだ。目覚めた時には午前2時くらいでスッキリ。でもそこから冴えて、消灯してるからしばらく黙っているんだけど、おもむろにスマホに手を伸ばし‥。 ◉きのう最後に書いたブログを確かめる。次の日に骨髄穿刺を受けることを書いて、ちょっと軽口ふうに「結果次第では恐いんだけど」って書いた。骨髄穿刺の結果は希望も語るけど、絶望を告げることもあることを知っちゃっていたから、書かずにいられなかったんだね。 ◉そしたら、ぼくのその気分を察知したコメントが入っていた。「嫌な嫌な骨髄採刺、結果出るまでのドキドキ、わかる!結果良ければ退院も見えてくる!筋力つけて家に帰ろう」。 ◉「隠しきれない不安を察知してくれる友がいることは幸せだと思った。夜分、ごめん、お礼を言うタイミングはいまだと思った。おやすみ。」ぼくもコメントを書いた。AM2:30 ◉昨日からfacebookに、ブログのリンクを貼り付けました。懐かしいみんなの、いいねやコメントが、ポンポンってな感じで入ってきてうれしいです。

つれづれ入院日記49 2025.12.23 夕方

◉この入院生活の中で今日は治療的にはとてもいい日だったと思うんだよね。抗がん剤投与以降の副作用のあれこれ、肺炎や熱に浮かされたり、湿疹で痒くて寝られなかったり、そんなことから抜け出せる節目をやっとのやっとで迎えた感じなんですよ。呼吸器と皮膚科の症状が改善し、両サイドから少しずつプレドニンを減らしていけそうですという主治医の先生の説明の意味です。 ◉身体の中の内輪もめから、主敵のがん細胞と闘うための、敵情視察である骨髄穿刺を明日やることになりました。第2クールへの橋渡しの日ということになるのかな、明日は。結果次第では恐いんだけど。 ◉ごく身近なみなさんに私信としてラインで20人くらいにお届けしてきた「つれづれ入院日記」を、私の弟がブログにまとめてくれました。このブログを発見してもらえたら、親しくしていたみんなにご挨拶が届くかもしれないし、病状や入院中に考えていることくらいも伝わるかもしれないと思い、しばらく使ってなかったフエイスブックに今日は投稿してみました。 ◉今朝の「つれづれ入院日記48」で、手足が細くなり骨ばかりになってベッドから離陸できない状況を書きましたが、もっと白状します。ぼくの体重史を。1984年24歳で結婚した時60kgでした。それから時とともに体重は増え続け、45歳くらいにはもう70kg台半ばあったかと。それから引退して、最近は70kg内外でしたが、この入院で一気に新婚時代の体重、でも体型はおじいさん。リハビリがんばらないと。 ◉大学時代の友人のオススメ、宮島美奈「成瀬は天下を取りにいく」を読みました。この本は「成瀬あかり」という少女の持つ魅力を今まで読んだことのないようにすばらしく描き切ったことだと思います。成瀬あかり中学2年生の目標。閉店する大好きな西武大津店に通いテレビ中継に映り込む。つれづれ入院日記40で書いたけど、NHKドラマの「いつか無重力の宙へ」で人工衛星つくるなんていう目標よりすごいと感じるんだよね。この小説は最初は短編2篇を雑誌で出して、そのあと4つを書き下ろして、短編連作みたいにしている。書きながら成瀬あかりの魅力を存分に膨らませている。でもぼくが本屋大賞受賞作を、いくら褒めてもすごいと思えないだろうから、みんな自分で読んだ方が絶対いい。 ◉ところでぼくにオススメした友人の出身高校は膳所高校、成瀬あかり先輩になるんだ。出身は滋賀県...

つれづれ入院日記 48 2025.12.23

◉おはようございます。といっても、まだ朝の4時を回ったところ。まず、呼吸器内科の採血がいまあったところ。肺炎の状況がよくなっているかどうかを調べる今日の受診前の検査です。こんなふうに今日は期待したいことがいくつかあって、はらはらドキドキです。 ◉きのうの夜は、いきなりの血糖値上昇で、インシュリンを打ってもらいましたが、さすがにあまり眠れませんでした。そういう時はいろいろ「想像の翼を広げます」。この言葉朝ドラ「花子とアン」で花子がよく使う言葉。 ◉つれづれ入院日記にまだ書けてなかった楽しかったこととか、昨日、読了した「成瀬は天下を取りにいく」のこととか、クリスマスに日本に会いに来てくれる韓国のジヨンさんと私たちとのライブビデオ交信とか、どんなふうに書こうかと。書き始めちゃうとますます眠れなくなるので「想像の翼だけ」です。 ◉昨日からリハビリが始まりました。運動の範囲は、病室内とちょっと廊下に出たところまで。「尻と足腰ですね」。宿題も出されました。ベッドから起ち上がるあさスクワットなどを朝夕3回ずつ、これがけっこうきついです。骨が細くて筋肉が落ちて。でも起ち上がれないと何もできないのでがんばらなきゃです。 ◉あ、消灯時間が終わりました。夜明け前だけど朝です。眠れなかったなあ。この帳尻はどっかでとろう。長文にならないうちに、つれづれ入院日記送っちゃいます。

つれづれ入院日記47 2025.12.22夜

◉伏兵現わる。昨晩、寝ている時に喉の渇き?プレドニンの副作用?高血糖では?主治医に伝えました。やっぱりそうでした。だるさあり。インシュリン。脱水防止でまた点滴に繋がれています。 ◉だるさあります。他の伝えたいこと、めっちゃたくさんあるけど、今日はここまでです。

つれづれ入院日記 46 2025.12.21午前

◉妻に頼んで淡中あきこさんへのお届け物、妻がビデオ通話に繋いでくれてよかった、「病気には気合いだ!」みたいにハッパかけられたけど、それもよかったよ。韓国にいっしょに行けなかったかった気持ちも、夜のつれづれ入院日記で、ハイになって吐き出せたからね。歴史証人のひとり語り部、これからどうするか寝ながら考えといた。 ◉痒みは減ったけど、腕の痒みが血が抜かれている感覚がして、目が覚めるんだ、痒みの亡霊だな。これも幻覚症状? ◉明日から担当してくれるリハビリ科の先生が知り合いだった。函館は狭いね。恥ずかしいような嬉しいような。力が弱まってるので頑張ろうと思う。 ◉今日は、プサンのジヨンさん一家と函館の2家族の、ラインによるライブトークが予定されています。楽しみです。 ◉2人目のカーテンの友、Hさんのこと、書きたくてウズウズしている。けど、今日はがまんしておきます。 ◉主治医の先生が来て言いました。「今日の血液検査の結果、抗生剤をひとつ減らします」。前進ですよね。 ◉「成瀬は天下を取りにいく」。返却期限が迫っている、早く読まなくちゃあ。

つれづれ入院日記 45 淡中さんのこと 2025.12.20夜

◉今朝、「痒い、痒いのつぶやきは消えましたか」の励ましの声をいただきました。ぼくは「痒い痒いから、腹減ったあに変わりました」と返信しました。今日はこのあたりから話し始めますね。 ◉主治医の先生の治療方針に基づいて、第1クールの延長戦に入ってますが、あれだけ辛かった「痒い、痒い」はだいぶおさまり、別に気になることが起きてきました。①病院食をしっかり食べているのに1週間に体重が4㎏も落ちたことです。②手足が細くなり、筋力が落ちています。起ち上がりに筋肉のプルプルがあり、歩行時もふらつきがあります。それまでは輸血をすると無敵の元気状態になっていたのに何か違う。入浴ができない。っていうか、お風呂に入るのにこんなに力が必要なのかって感じです。③病院食食べても夜眠れなくなる飢餓感、これにはさすがに参りましたね。 ◉3点まとめて主治医に聞いてみました。①肺炎・肺胞出血、②クスリにアレルギーを起こした湿疹、これらと戦うために使った強力なクスリ、「プレドニンの影響だと思います」と。そうか今の既定方針通り①②を退治して、その後プレドニンを減らして行けばいいってことか。納得。加えて「リハビリも検討しましょう」と言ってくれました。 ◉ここで話が変わります。11月から12月は漬物の季節です。わが家でもニシン漬けや飯寿司をつけます。認知症で漬けられなくなったぼくの母からまず妻が引き継いで、近年はぼくも一緒につくっています。おすそ分けして「美味しかった」の声に気分をよくして、毎年樽の数を増やしてせっせと配っていました。 ◉ところがぼくの入院のせいで漬けたのは結局ひと樽だけ。できあがりを写真で見ましたがとても美味しそうです。ぼくは感染対策で漬物禁止なので食べられないのが残念。そして、今日、妻に頼みました。ニシン漬けを届けてほしいって。ぼくがとても大切にしている人、淡中あきこさんのところにです。 ◉淡中あきこさん、どんな人?ひとことではいい尽せません。今日は出だしだけ。もしぼくが病気にならず、入院していなかったら、ぼくと淡中あきこさんは先月11月に一緒に、韓国の安山市(アンサン市)に旅行に行くはずの人でした。しかたなくぼくはキャンセルし、淡中あきこさんは単身韓国へ飛び立ちました。 ◉淡中あきこさんは1944年生まれ。81歳。ぼくは1959年。66歳。15歳差。淡中さんは言います。高橋さんは弟と同じ歳...

つれづれ入院日記 44 2025.12.19昼

 ◉「髙橋さん、今日歯科受診ですよ」と言われて、「そうだ、入院したての1ヶ月前にも歯科受診したなあ」と思い出した。そうそう、血液内科の患者は特に感染に気をつけなきゃいけない、「虫歯も感染症ですからねえ」歯科医師の声が聞こえていた。今日は「毎日ちゃんとうがい薬でうがいしてるのがわかりますよ」、褒められたので気分いい。うがい薬といえばイソジンだ。韓国の有名な俳優の名前と同じイ・ソジン、「イ・サン」に出ていた。ただの言葉遊び。 ◉歯科つながりの話。みなさんが歯科に行く。歯科衛生士さんはこう言いませんか?「はい、開(あ)いてください」。え、「開けてください」じゃないんですか?そうです。歯科衛生士さんは、ぼくではなく、ぼくの歯に頼んでいるのです。アリババが洞窟の扉にお願いしているように。「開けゴマ」って。自動詞を使ってのお願い。そうか、歯科クリニックではまさに「歯」が主役なんだって。ぼくはぼくの気づきに舞い上がった。しかしこの興奮はぼくだけのものだった。そこでみなさんに聞きたい。あなたの歯科クリニックでは「あいてください」と言いますか、「あけてください」と言いますか? ◉歯つながりの話。やばい!連想の尻取りはルールないまま、突っ走っている。函館の歯科医師会長さんに、歯科医師養成専門学校への援助についてお話しを伺った時のこと。歯科治療の役割について。歯科治療が可能にする認知症予防。歯科治療からわかる子どもへの虐待など。最後に歯科治療の診療報酬がいかに低いか。「小池晃さんもがんばってくれてるんですけどね」。えっ、ここでその名が。「ぼくの友人なんです。その人」。喉元まででかかったけどとどめた。嬉しかった。ここらで尻取りの暴走にブレーキです。

つれづれ入院日記 43 2025.12.19朝

 ◉今朝の函館は最高の天気です。 ◉抗生剤やプレドニンなど点滴や注射による投薬が飲み薬に置きかわってきました。そのために夜の1時間半おきのおしっこの回数が2回くらいに少なくなり、爽快です。 ◉置き換えられた飲み薬は食事のあとに忘れないように飲まなきゃです。 ◉体重がまた減りました。62.4キログラム。点滴がなくなった分、もっと水分を補わなければいけませんね。 ◉昨日は、赤血球を輸血したので、今朝は身体のふらつきが減ってきています。今日は血小板の輸血です。 ◉痒みからは解放されつつあります。劇的な改善です。この何日間、みなさんの中にも、同様の辛さを体験した「カユトモ」がたくさんいることがわかり、励ましていただきました。痒さからの解放、夜寝られている理由になっています。朝食前に、手の届く範囲で塗り薬を塗ろう思います。 ◉点滴のチューブがいまは外れているのでできることが増えてきています。一番はトイレとか歯磨きです。点滴の止まり木の電源コードをはずしてコロコロこらがさなくていいし、窓まで行けてバッチリ景色が見られます。それから着替えです。点滴に繋がれると、どんなに知恵の輪が得意な人も着替えができないんですよ。 ◉くすりによって気分がよくなっていることも多いので、「ものすごくよくなっている」の「お調子もの感覚」を戒めつつ、体調がいいと感じる喜びも噛みしめながらの今日のスタートです。

つれづれ入院日記 42 2025.12.18 昼

 ◉今日から入院生活2ヶ月目が始まりです。第一戦(第1クール)の延長線第十回表の攻撃の始まりです。作戦は抗生剤とステロイドを減らし自力をつけ、第2クールでのがん細胞との戦いに備えるということです。 ◉昨晩、ハングル学習の仲間から嬉しい言葉をもらいました。 「こんばんは。高橋さんが入院してから1ヶ月が経ったんですね。1ヶ月間よく頑張りましたね。本当によく頑張りました。明日はまた同じ朝がやってくるけど、1ヶ月も頑張り続けた高橋さんのパジャマの胸には目には見えない勲章🎖️が輝いていると思います。何度でも言います。高橋さんは本当によく頑張っています」 ◉そうか、ぼくは言ってほしかったんだ。「がんばりました」って。みなさんには見えますか、ぼくのパジャマの勲章。 ということで、2ヶ月目の朝をぼくは元気にスタートしました。 ◉今日はでっちくん(ぼくの弟です)の誕生日。64歳になりました。兄のピンチ場面を色々助けてくれています。つれづれ入院日記の補足のためにちょっとだけ登場してもらってもいます。「佳大さんにこんな弟さんいたんですね」の声もあったので、つれづれ入院日記の中で今後、紹介する機会を作ろうと思っています。 ◉管理栄養士がぼくのベッドサイドまで来てくれました。身体の様子を管理栄養士の立場から見てくれました。ぼくにしてみれば「やったあ!」ですよ。NHK朝ドラ「おむすび」の主演(2024年10月〜)の橋本環奈の役が病院の管理栄養士ですから。まさにこの関係、管理栄養士と患者、ドラマの設定と同じ。しかしこのドラマ人気がなかったとか、そんなことも話ました。 ◉「やっぱりギャルから始まったからですかね」「いや、ギャルの食事のことも出てたよ」「たしかに。でも深追いできてなかったですよ」。「管理栄養士の仕事はドラマの通り?」「患者の故郷と同じ味のみそ汁を作るっていうあそこまではむずかしいですよ」。「ぼくはね最近、病院給食の悪口を言うのをやめました。ぼくの体力をつくってくれるものだから。そういう目で見ると、優れているところあるんです。魚料理とか全部骨を外しているところとか。タラとかソイとかの魚料理おいしかったですよ。料理名書いたお品書きを見てネットで検索したりもしてるんですよ。ソテーってなんだとか」、あ、これ管理栄養士さんにウソ言ってない、ホントのまじめな話。

つれづれ入院日記 41 2025.12.17 昼

 ◉ぼくにとって今日は特別な日です。主治医の先生に今回の抗がん剤治療の入院の期間は「1週間〜長くとも1ヶ月」という説明を受けていました。そう、長くとも1ヶ月の最後の日です。もちろん延長について主治医の先生は丁寧に説明してくれています。 ◉そもそも、誰かが、1ヶ月何かを続けるとはどういうことでしょうか?赤ちゃんが生まれてきて1ヶ月たったら?そりゃあ、祝賀の立派な対象でしょう。カップルが付き合って1ヶ月たったら?それも本人たちにとっては祝賀の対象ですよね。じゃあ、1ヶ月入院したら?‥やっぱり何か違うような気がする。 ◉ぼくは「おめでとう」を言われたいのか。ほめられたいのか。ん?そういう気持ちあるかも。「あなたは市立函館病院に1ヶ月入院しました。よって牢名主ならぬ病名主に任命します」。いやいや、そうじゃないだろ。「あなたは市立函館病院に1ヶ月入院しました。よって市立函館病院プラチナ患者に登録いたします」。おいおい、バカにするのか⁈ ◉いまは激戦なんですよ。この試合は結果が出てないんですよ。これは21世紀に1回あるかないかの熱戦です。あなたはそれを戦っているアスリートです。「プラチナ患者?あなたはそんなあさはかな人なんですか?」いやいや、俺にはもう甲子園で延長18回を戦った三沢高校の太田幸司が乗り移っている。 ◉ということで、明日からは延長10回表。入院生活2ヶ月目に突入です。 ◉血液内科の主治医の先生、呼吸器内科の主治医の先生、皮膚科の先生がタッグを組んで、ぼくの湿疹の原因と対策に取り組んでくれています。ぼくの中で「今年の漢字」は「痒」一択です。でも対策が効いて痒みが明日消えていたら「熊」か「米」に「今年の漢字」を返上いたします。

つれづれ入院日記40 2025.12.16朝

 ◉痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い、痒い ◉痒み止めのクスリがこの世の最強の発明のように思えて来ました、きのうの夜の遅い時間帯は。看護師さんにお願いして、自分では手が届かない背中の中央部分に軟膏が塗られていって、軟膏が広がる感覚がゼツミョー、強すぎず、弱すぎず、おかげで朝を迎えることができました。感謝です。 ◉この痒みと熱の原因がどこにあるのか、間質性肺炎にあるのか、感染症にあるのか、それとも血液の細胞にあるのか、そのあたりが早いうちに突き止められ、次の治療に入っていくことになると思います。 ◉きのうの嬉しかったことは、すでにきのうのつれづれ入院日記で書きましたが、「痒い時間帯」に入る前の夕食後にNHKの夜ドラの「ひらやすみ」全20回(毎回15分)を全視聴しました。もともと入院前から楽しんでいたんですけど、Amazonプライムビデオでイッキ見しました。ドラマを見る気になるということは、ぼくの体調がいいということです。 ◉NHKはいろいろ言われたりもするけど、ドラマはとてもいい。朝ドラも、そして最近夜ドラがいいと思っています。「ひらやすみ」の前の番組『いつか重力の宙で』は全24回。AIによる説明によると「高校時代の天文部で「一緒に宇宙へ行こう」と誓い合った30代の女性4人が、大人になって手放した夢を思い出し、超小型人工衛星を自作して再び宇宙を目指す、「2度目の青春」を描いた物語です」。このドラマすごくよかった。 ◉ 【NHK公式】夜ドラ「ひらやすみ」 生田ヒロト、29歳、フリーター。 定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの?将来の不安も一切ない、お気楽な自由人です。 そんな彼は、人柄のよさだけで、 仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、一戸建ての平屋を譲り受けることに。 そして、山形から上京してきた18歳のいとこ・小林なつみと2人暮らしを始めました。 彼の周りには生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて……。(以上はNHKの解説) ◉「ひらやすみ」のこの男、「すごくがんばりすぎはしない」男は、とても魅力的で、知らないうちにまわりを惹きつけていくんですよ。「ああ、こういうのもありか」って思っちゃう。 ◉「いつか重力の宙で」も、「ひらやすみ」も推しです。最近の日本ドラマは、日本の社会が考えなきゃならないことに、...

つれづれ入院日記 39 2025.12.15夜

 ◉私の要介護認定申請が通ったそうだ。これで私も要介護者。しかも母とおそろいの要介護2。これから退院している時期にはお世話になると思う。ありがたいことだ。 ◉昨夜から今日の午前中にかけて、熱と痒みでグロッキーでしたが、熱冷ましが効いて午後からは元気に。Kさんご夫婦と私の弟に来てもらって、私たち夫婦と「クリスマスサプライズ企画」(プサンのジヨンさんとおかあさんがサプライズで函館に来てくれるので、どのようにウェルカムするのかの企画」について話し合いました。 ◉昨夜主治医の先生に「先生の治療方針にしたがいますが、これこれなので、せめて当日ある程度の時間韓国の知人に合わせてほしい」と伝えていました。今朝、先生がベッドサイドに来てくれたとき、最後に「今後の治療方針についてまだ明確になってないので、何とも言えませんが、クリスマスのことは聞きましたよ」と言ってくれました。 ◉治療優先で考えると、お見舞いの形で入院先まで来てもらうだけでも満足しようと腹を固めて、楽しさを補うために、ラインのライブトークを、プサン会場、私の実家会場、kさん宅会場、私の自宅会場、市立函病デイルーム会場に分かれて、まず第1回目を開催することにしました。めっちゃ楽しみです。 ◉さて、消灯時間になりました。熱もちょっと出てきたようです。ではまた明日です。

つれづれ入院日記38 2025.12.15昼

 今日はあんまり調子よくないから日記はなしにしようと思ったんだけど、ひとつだけ書きます。今日もらったクリニカ(左)と1ヶ月前にもらったクリニカ(右)。右側がぼくの入院1が月の証明書になりそうだ。

つれづれ入院日記 37 2025.12.14夜

 ◉今日は週1回の体重測定。なんと4キロも体重が減っている。この1週間は食欲も増し病院給食もほとんど食べ残すことなくやる気満々だったのに。何かがおかしい。不気味だ。 ◉加えてきのうからの身体中の赤い発疹と痒みもやる気をそぐ。主治医も、痒み対策に力を注いでくれているけどね。熱も出ている。それで「つれづれ入院日記」の更新はちょっとサボることにした。 ◉そこへひょっこり隙間時間を見つけてベトナムのTさんが現れた。仕事着姿を写真に撮ってあげたら嬉しそうにポーズを作った。撮った写真がうまくラインで送れず、結局facebookでつながった。ぼくの心は世界の若者とはfacebookで繋がり、ぼくの命は止まり木の点滴とクダで繋がっている。 ◉きのう男性看護師の話をぼくは書いたんだけど、15時過ぎにきてくれた妻もひとりの男性看護師を見て「イケメンだね」と言った。イケメンくんは、点滴ルートを慎重に右腕から左腕に移し替えて「発疹のところは外しておきましたから大丈夫ですよ」と。「ありがとう。命がつながりました」に「そう言ってくれるとうれしいです」。ぼくの血管はとても細いらしくて、点滴ルートを確保して、規定の1週間維持させるのも大変らしい。だから役目を終えた右腕の点滴ルートにも「ありがとう」なのです。 ◉病気になって体験したこと。骨髄穿刺-痛くて三回くらい唸った。輸血-次の朝になると顔色が戻り天下無敵になる。抗がん剤投与-悪い細胞を叩いてくれるけど、いい細胞もやっつけてしまうので要注意、感染症に感染してしまう。ぼくも肺炎になり生まれてはじめて血痰を吐いた。体験したのは、あと友たちのはげましとあたたかさ、家族の温かさと結束かな。みんなみんな、ありがとうだ。

つれづれ入院日記36-番外

 ❷ぼくの髪型を坂本龍一教授ふうに弟がAIで加工してくれた。ついでにサイのへんなスタンプも。

つれづれ入院日記 36 2025.12.13夕方

 ◉昼寝できてよかった。2時間くらいかな?でなきゃ、ぼくは熱冷ましの点滴の副作用の湿疹が痒すぎて、アフリカのサイのように背中をゴシゴシ砂にこすりつけて、血が出てもそれでもさらに砂にこすりつけていただろう。2時間の眠りよありがとう。もう少しガマンしてみるよ。 ◉つれづれ入院日記33に書いた【結束と亀裂 私は何色の髪で孫たちに会うのか】について夫婦で話しあいました。久しく病室だけで過ごしてたけど、函館山が大きく見えるデイルームに行って、iPhoneの画面でみんなの意見を読んでみました。気になる意見かふたつありました。 ◉ひとつはハングル講座の仲間のおひとりからです。「高橋さん、ぜひ小説家かエッセイストを目指しませんか?そして文豪に似合うのは、やはり白髪頭。奥様の意見に一票」-うーん、煽てられてるようでもあるけど悪くないなあ。でもご意見ありがとう。 ◉ そしてもう一人は大学時代の仲間。「「年相応の髪」というのが難しい。私は若いころから白髪交じりでしたが、染める気は全然無く、晩年の坂本龍一教授にあこがれていました。公人になってから、「見た目は若い方が良い」と言われ、行きつけの床屋で「ぼかし」を入れるようになりました。今は2ヵ月に1回のペースで床屋に行き、「ぼかし」を入れてます。2ヵ月の間に「ぼかし」も薄れ、髪も伸びるので結構な白さ(グレー)になります。オバサマたちには「ロマンスグレー」とおだてられることもありますが、床屋に行って、短く整え、少し黒さ(濃いグレー)が増すと「若くなったね!!」と言われたり。「公人」でなくなったら、やはり教授のようにしたいなあ」。 ◉Kくん、忙しいのに、ぼくがどんな髪で孫たちに会うのかって、まあ、どうでもいいことを真剣に考えてくれてありがとう。ぼくは坂本龍一説に急速に近づいています。 ◉ただ妻が言います。「1ヶ月以内には坂本龍一の髪の長さまで伸ばすには無理がある」と。うーん、新たな問題の出現だ。

つれづれ入院日記 35 2025.12.13昼

 ◉市立函館病院のヘリポートからドクターヘリが飛び立った。病室の窓から見えた。 ◉ぼくの入院している病棟には男性の看護師が多いと思う。若い女性の看護師に聞いてみると、指折りながら「6人かな」と。「イケメンも多いよね」に、ちょっと首を傾げながら「それはどうかな?」と。これは聞かない方がよかったな。イケメンかどうかは置いといて、頼りになる看護師さんたちだと思うんだ。 ◉ジェンダーについて語るには勇気が必要です。自分のジェンダー平等の感覚が薄っぺらなことを暴露してしまいそうでね。 ◉外国人の小学生に日本語の支援に行って初めてわかったこと、昔は女の子は「さん」づけ、男の子は「くん」づけだったけど、今は男女関係なく「さん」だよね。 ◉空港のトイレの入り口は男女違う色で区別するのが普通だったけど、今は区別しないところも出てきている。 ◉こんなこともありましたね。いつだったか、芥川賞とか、直木賞とかの受賞候補作が全部女性作家の作品で、「女性の活躍」を象徴することのように言われたり、反対に「この時代に何を男だ女だって言ってるんだ」と女性の書き手からの反発があったようにも記憶しています。 ◉とにかく人類、女性の長い長い歴史的ながんばりの中で、新しい人権が動き出しているのだと思います。うーん、今日もまたとりとめのない話を書いてしまった。

つれづれ入院日記 34 2025.12.13 朝

 ◉朝起きてびっくりだ。顔も身体もはしかのように発疹ができて腫れている。そしてかゆい。主治医の話だと、きのう発熱した時に使った解熱剤、以前は発疹でなかったのに、ぼくの血液細胞が変化して、悪さをしている可能性があるそうだ。先生の到来を待つしかなさそう。かゆい、かゆい。 ◉ちょうど抗がん剤治療が始まったころ、中国人留学生(マスターコース、来年ドクターコース進学予定)のCさんが「佳大さんは元気ですか」と日本語サロンの会長さんに声をかけてくれていたということを思い出しました。 ◉彼はとても面倒見のいい若者です。函館に新しい留学生が来ると、秋なら見晴公園の紅葉見学、春なら花見に行き、温泉に連れて行ったりする。ぼくにも声がかかる。「先生も行きませんか?」 ◉今年の北斗市の夜桜はとても賑やかで、出店のたこ焼きを食べながら、Cさんの通訳で新人さんの出身を聞く。雲南省出身。えっ?秘境のイメージがあるんですけど。省都昆明はなんと人口800万人、びっくりだ。彼には「半年待って!そうしたら中国語でももう少し話せるようになるから」って言ってたんだけどね。 ◉出店のおじさんに中国からの留学生だと紹介すると「中国には民主主義がないもんね」なんて意地悪言うんだよ。これから日本で一生懸命勉強しようと思っている若者に。そんなこと、中国の若者だってわかってるんだよ。ただ大声で言えないだけで。しかし対処したCくん、「まあまあまあまあ」と軽くいなしてスルー能力も高かった。

つれづれ入院日記 33 2025.12.12夜

  ◉ぼくの今の願いは、そんなにむずかしいことじゃないです。一時的でもいいから退院し、家族と楽しい時間を過ごしたり、気の合う友人を招いて、食事とは行かないまでも、一杯のコーヒーを飲みながら、マスクごしにおしゃべりしたい。このささやかな願望が、「あ、行けるかも」と思える日もあれば、血液検査の結果に不穏なものがあると主治医から説明を受けて「ヤバいかも」と思う今日のような日もあります。 ◉そんなとき、ぼくは心にある「願望カレンダー」を1週間繰延べて、そっと組み直すんです。 ◉ぼくの病気が見つかって、わがファミリーは結束が強まっているようです。◉例えば息子。息子にはしばらく会えていない二人の子どもがいます。だからぼくも孫たちに何年も会ってない。 ◉ぼくの病気の状況を妻に聞いて息子は思ったんでしょう。「孫たちをとうさんに会わせなきゃあ」。話はとんとん拍子で進んでいます。ただぼくの一時退院の日が決まらないだけで。◉ぼくは息子に聞きました。「Mちゃん(息子の元妻)になんて話したの?」「とうさんが死にそうだからさ、二人をとうさんに会わせたいんだ」ーでかした息子よ、よく言った! ◉それでぼくは舞い上がっています。「これが最後になるかもしれないから、白髪染めして元気なおじいちゃんで会った方がいいんじゃない?」「とうさんがそう思うんならいいんじやね?」。 ◉しかしここに思わぬ伏兵。妻が「別に年相応の髪でいいよ」と。娘は中立派か? ◉結束の中にも亀裂が。ところでぼくは息子に言いました。「だけどさあ、じいちゃんの髪の色より、父親が金髪、耳にピアスジャラジャラの方が小学生にとってどうよ?」「いやあ、実はオレもそう思っているんだ」。そうか、一応、ちゃんと考えてるんだ、よかったよ。 ◉さて、わが家の結束と亀裂、その行方は?

番外 曲の歌詞を書く

鳥たちは止まり木で羽を休めている 鳥たちは止まり木で羽を休めている ホントは秘密の管でぼくに命を送ってる ホントは秘密の管でぼくに命を送っている 妻が施す宇宙飛行士のシャンプー 妻が施す宇宙飛行士のシャンプー 点滴パックの止まり木の向こうに見える横津のやまなみ 点滴パックの止まり木の向こうに見える横津のやまなみ (パッとしないね。) SUNO(音楽AI)にて作曲 『 点滴の止まり木』 いろんな人に転送したら、大評判になってる

つれづれ入院日記 32 2025.12.11夕方【感動のカーテン個室】

 ◉つれづれ入院日記17で、抗がん治療、感染症治療の夢うつつから醒めたあとの読書の報告をしましたね。 ◉そう、伊与原新「宙(そら)わたる教室」のことです。毎章ごとに号泣を誘うシーンがあり、Amazonプライムビデオのドラマ版でも感動シーンが満載。 ◉私は消灯前にはこの本を読み、消灯後にはスマホで視聴しました。私があれほど怨嗟の対象としていたカーテン牢獄は、見事に「感動のカーテン個室」に変身するんです。すごい発見です。 ◉さてみなさんが感動の作品に出会った時、号泣する場所がどこですか?ぼくはベッドですね。最初がそうだったから。子どものころ、毎月配本された世界少年少女文学集の、「アンクル・トムの小屋」を読んでトムがかわいそうで、かわいそうで誰もいない時、二段ベッドの中で、布団をかぶって号泣しました。 ◉みなさんのオススメ名作教えてください。入院中「感動のカーテン個室」で読みたいと思います。

つれづれ入院日記 31 2025.12.11昼 【止まり木で羽を休める点滴パック】

 点滴パック4つが羽休め。カタツムリの歩みだけど、ひとつ消え、ふたつ消えしていったら退院できるかな?

つれづれ入院日記30 2025.12.11 朝

  ◉おはようございます。主治医のK先生が今日も律儀にベッドサイドに来てくれました。「今朝の採血検査の結果、白血球と血小板が増えているので(免疫的には一歩前進です)、抗生剤はひとつ減らして様子を見てみようかと思っています。でも(貧血対策の)輸血をしないでいいかどうかは(赤血球の値が多くはなくて)微妙なので、13日(土)の採血結果を見て判断しましょう」。カッコの中の言葉はボクの解釈です。ホントに一歩一歩、ゆっくりゆっくりですが、前進していければいいなと思います。 ◉さて、カーテン越しの友、となりベッドのYさんに一時退院の許可が降りそうです。嬉しそうです。さっそく娘さんに電話をしていました。 ◉Yさんは81歳、1944年生まれ、私の15歳年上。やっぱり現代史の生き証人ですね、この世代は。思わず聞き入ってしまう。せたな町在住。酪農を営んでいたそうです。ずいぶん優しい話し方をするので、聞いてみたら、名古屋弁とのこと、北海道に住んでいるので、名古屋弁の強烈なところを抜いたらこうなったと。 ◉クリスチャンの家系で、そのつながりで酪農大学で酪農を学び、60年代のアメリカで酪農出稼ぎの体験をしているので、視野が広くて話がおもしろい。カーテン越しに講義を聞いているようでした。 ◉15歳離れているけれど、ぼくたちにはなにか同じ匂いがするような気がしました。それは私が愛するものー日本国憲法の匂いのような気がするのです。

つれづれ入院日記 29 2025.12.10夕方

  ◉以前のつれづれ入院日記で病院の機器とか使うものに名前をつけたらおもしろいと言って、「点滴の止まり木」とか「宇宙飛行士の洗髪(シャンプー)」とか「ティラノサウルス(ポータブルレントゲン)」について紹介しました。 ◉昨日は、「カーテン越しの友」である隣ベッドのM さんと若い看護師さんが、指を挟んで酸素濃度を測る道具について「ワニ」なのか「カバ」なのか話してました。どうやら結論は「ワニ」に落ち着いたようです。 ◉さて、子ども日本語支援の大先輩I さんが、こんな詩を作ってくれました。「宇宙飛行士の洗髪施す妻の手 点滴の止まり木超えて青空見ゆる。」ーぼくには最高の贈り物ですーありがとう。

つれづれ入院日記28 2025.12.9夕 【クリスマスにすごいプレゼントがやってくる】

  ◉ビッグなニュースです。クリスマスの日、インチョン空港から函館空港に降り立つのはジヨン(仮名)さん。2年ぶりの再会です。 ◉ジヨンさんはニュージーランド9年、オーストラリアで1年働いたあと、函館近郊のホテルで働きはじめた三十歳前半の女性(当時)。ジヨンさんと最初に知り合ったのは、ぼくのハングル勉強友だちのKさんとその夫さん夫婦でした。 ◉韓国語を勉強している日本人は、日本に来ている韓国の若者に、何かお手伝いしてあげられないかと考えます。そう、日本のオンマ、アッパ(おかあさん、おとうさん)の気分になります。 ◉Kさん夫婦はホントにオンマ、アッパのように接していました。 ◉そんなとき、Kさんに私は頼み事をしました。「(Kさんの)知り合いの韓国人の若い人、ぼくに韓国語を教えてくれないかな?」。そのとき、ぼくはとても韓国語を上達したかったのです。 ◉これがきっかけで、ジヨンさんと私、私の家族との付き合いが始まりました。ジヨンさんとの約束は、ランチの提供と日本語を私が教えること、ジヨンさんが私に韓国語を教えることでした。 ◉時には、うちにきてもらって、孫娘とたこ焼きをつくったり、ジヨンさんが、トッポッキを作ってくれたり、私の娘、息子と一緒にカラオケしたりで、私もアッパまではいかないけど、「近所のアジョシ」くらいには昇格?していたかと思います。 ◉そんなジヨンさんも夢を叶えるためにプサンに帰る時が来ました。送別を兼ねて、Kさんご夫婦と一緒に帯広や積丹で楽しんだり、美味しいものを食べたりして、彼女はプサンに帰って行きました。  ◉ジヨンさんがプサンに帰った2021年の翌年、インチョンに住んでいる男性の友人に、「特発性慢性間質性肺炎」という難病にかかったことを伝えると、「1ヶ月くらい私の家で療養してみたらどうですか?」とびっくりするような招待を受け、肺の治療は投薬だけだったので1ヶ月の逗留は可能で、図々しくも招待を受けることにしました。この1ヶ月は私にとって貴重な体験となりました。そのうち3泊4日をプサン旅行にあてジヨンさんに会うことにしました。 ◉ジヨンさんと会ったこと以外の内容は、話したら一冊の本になってしまいます。 ◉だからここでは私の思いを一言だけ言います。「日本人と韓国人はこう違う」とユーチューブなどでよく話題にするけど、私は、「日本人も韓国人もみんな同じよう...

つれづれ入院日記 27 2025.12.9 昼 

 ◉昨夜、消灯後の深夜、市立函館病院の6階東病棟の病室で、スマホがけたたましく鳴り、緊急地震情報と緊急津波情報を知らせました。 ◉すると6階の病棟全体がしばらくの間、ゆるりゆるりと大きく揺れ始めました。 ◉まだこの病院が建設途上だった時に、地下の免震構造の見学をしたことがあり、昨日は、病院最上階で免震構造の揺れ方を体験できたことの嬉しさが、揺れの怖さよりまさっていたかもしれません。 ◉やがて津波警報とともに市立函館病院でも災害本部を立ち上げ、避難市民を2階外来に受け入れることが放送で告知されました。 ◉思ったより被害が大きくなくてホッとしました。

つれづれ入院日記 25 2025.12.8夕方

 ◉ 病院の大部屋って言えば、同病の語らい、交流、情報交換、ちょっとした友情、そんなイメージをぼくは持っています。ところが入院してみると、ベッドはカーテンで仕切られ、病室内を見ることもあまりなく、同室の仲間の顔を見ることもあまりないのです。「これはカーテン牢獄だ!」などと思ってしまうのです。 ◉血液のガン患者は、抗がん剤治療後、極端に抵抗力が落ち、感染することも多く、それを予防するために病室はオープンにしない方がいいに決まっています。かくいうぼくも抗がん剤投与後の肺炎に今苦しんでいるところです。 ◉でも、最近ぼくは「カーテン越しの語らい」「カーテン越しの漏れ聞こえ」「カーテンの友」というのもありかなと思うようになりました。 ◉隣のベッドのMさんはカーテン越しによく声をかけてくれます。「毎日、奥さんが来てくれて高橋さんところはラブラブですね。私にはそう思うえますよ」とか。「 これはカーテン外交? 」、悪い気がしませんね。

つれづれ入院日記26 2025.12.8夜 「父が見た幻覚」

 ◉おとといぼくが見た幻覚の話を昨日のつれづれ入院日記23に書いたけど、これから書くのは2000年4月に体験したことです。  ◉その日、父は国立函館病院の呼吸器病棟の個室の酸素テントにいました。2月下旬にわかった肺がんの第一弾の放射線治療で腫瘍が小さくなったのも束の間、放射線治療の副作用の影響で間質性肺炎を起こしていました。苦しそうでした。麻薬も使い、呼吸の苦しさを抑える手立てが取られているようでした。ぼくと弟が泊まり込んでいましたが、夜更けの時に、目を覚ました父が私たち兄弟に言いました。 ◉「今から悪魔が来て笛を吹く。すると車のトランクから2億円出てくる。それで病気を治せる」と。 ◉おそらく私たち兄弟はオロオロしたと思います。正確に思い起こすことができません。 ◉その翌日、父に人工呼吸器がつけられ、さらに1週間後に父は亡くなりました。 ◉ガン告知の時に父が言い放った「おれの望み通りガンになった」の言葉は、予科練帰りの死生観の美学だったのか、だとしたらあの悪魔の笛の話はなんだったのか、ただの幻覚だったのか、今でも考える時があります。

つれづれ入院日記 24 2025.12.8昼 【ベトナムのTさん今日は昨日よりフレンドリー】

◉病室の掃除業務で現れたTさん。笑顔が昨日よりフレンドリーだ。桔梗小学校で日本語を勉強するひぇうくんのことが気になるよう。「(日時や固有数詞について)私ときどき覚えない(たぶん「ときどき忘れる」の意味)。 ◉「おじいさん(私=高橋)は先生?」「ボランティアの先生だよ」 ◉ひぇうくんがパパとママと弟ふたりと暮らしていることを教えてあげた。 ◉すると自分の家族のことを話し始めたチンさん。パパとママは43歳(ぼくの娘とほとんど同世代)。「(Tさんは?)21歳」。台湾におばあさんが働きに行ってる。 ◉「(仕事をしていると)おばあさん、おじいさん、「べんとう(たぶん病院給食のこと)おいしくないって、かわいい。私もローソンでべんとう買うことある」。 ◉「(楽しいとこに行く?)五稜の里。(そこ、お葬式するところ?)友だちが働いている、楽しい」。「もっと楽しいところは?(年に)1回、大阪、友達いる」。 ◉「(どこで日本語勉強しましたか?)ベトナムで10ヶ月。(ホー・チ・ミン?)ううん、ハノイ。今度、勉強してから韓国に行く、笑顔で「アンニョンハセヨ」、それから中国語勉強しておばあさんがいる台湾に行く。 ◉「ユアドリーム?」「そう、英語上手だね」と言って去っていった。すごくたくさん話したそうだった。

つれづれ入院日記23 2025.12.7夕方 「幻覚を見た話し」

①◉「先生、こんなこと聞いて、いいのかどうかわからないんですが、昨日の夜、ヘンな夢を見たっていうか、幻覚を見たんですよ」ー今朝ベッドサイドまで来てくれた主治医の先生におそるおそる聞いて見たら、先生は、さもありなんみたいな感じで答えました。「申し訳ないけど、そういう副作用が出るかもしれない抗生剤を使っています。どうしても止血しなければならない時とかですね。抗生剤とのつきあいは、まだ長く続くでしょうね」と。今日で入院20日目、当初の説明では「(入院期間)は1〜2週間、長ければ1ヶ月」と聞いてましたが、「長ければ1ヶ月」の方になりそうな感じ。「この実直で誠実な主治医の先生の真面目な患者としてがんばろう」と思いました。

つれづれ入院日記 22 2025.12.7午前

  ◉今日は日曜日なので病棟は静かです。看護師さんが言うには「今日はイベント(?)が少ないから」とか。 ◉そこにあらわれたのは病室清掃のTさん。ベトナムから来ている若い女性。 ◉「久しぶりだね」と声をかけると、病室のカレンダーを示しながら、「(15)こここら休み、(19日にベトナムに)帰る」と簡単なやりとり。 ◉「三年ぶりに帰るんだよね。家族と会えるから嬉しいでしょ。(家族は)何人?」に「6人」。「兄弟は?」には「私、いとど(妹と言ってるみたい)、弟ふたり」。「じゃあ、お姉ちゃんだ!?」に笑顔を返してくれました。「じゃあ、気をつけて帰ってね」ーふつうはこれくらいで心温まるふれあいになりますが、今日はつづきがありました。 ◉ぼくのiPadのベトナム語学習ノートを見せて「Tさん、こんにちはって、なんて言うの?」に答えてくれた名前が聞き取れないので書いてもらった。 ◉今度は彼女の返し。「私、中国語、トピッ(たぶん韓国語能力試験のこと)勉強、どっちむずかしい?」、どうやら韓国語を勉強して次は韓国に行きたいようです。自分なりに答えて、こんな交流ができて今日はいい日だったなあと思いました。

つれづれ入院日記 21 2025.12.6昼

  ◉抗がん剤投与後の肺炎、発熱、その他の治療は一進一退でしたが、今日はすこぶる調子がいいです。先ほど ティラノサウルス(のような形をしたお運び用のレントゲン機材) が私のベッドに来て、肺の写真を撮ってくれました。肺炎の影が消えてますように。 ◉ここ市立函館病院は、五稜郭駅の丁度裏手にあります。5号線に沿って函館本線、函館病院の敷地を回り込むようにいさりび鉄道が走っていて、私の入院病室(6・東病棟)からよく見えます。もしかしたら隠れた鉄道スポットかもしれません。

つれづれ入院日記 20 2025.12.4

 ◉今日は介護認定のための訪問調査(病室で)を受けました。抗がん剤を受ける期間と次の抗がん剤を受ける期間の間を繋ぐために、介護サービスを使おうと思っています。要介護認定されるかどうか、わかりませんが、少しでもサービスが使えればいいと思っています。

つれづれ入院日記 19 2025.12.3夜

 ◉ぼくはまだ酸素の管と点滴の管で繋がれているので、着替えや洗髪に苦労しています。今日は妻が来てくれ「 宇宙飛行士の洗髪 をやってもらい、スッキリでした。 ◉今朝の「点滴の止まり木」は、4イイね(的コメント)をいただきました。◉また、伊与原新「宙わたる教室」については、「ドラマを見た。感動した」「さっそく楽天で注文した」「図書館で借りて読みます」など、4イイねもらいました。ありがとう。

つれづれ入院日記 18

 ◉朝4:30の採血で目を覚まして、それからまだ暗い部屋の中を見まわして目に入った、あの点滴袋をかけるタワー。あれをどう命名すべきか。造語力が問われるなあとか考えて暇つぶしをしてました。さて私の命名は「 点滴の止まり木 」、看護婦さんは「点滴キャスター」と言っていたけど。

つれづれ入院日記 17 2025.12.2夜

  ◉ずっと熱が続いていたときは、本を読むどころではなかったけど、「案外読めるかも」と伊与原新「宙(そら)わたる教室」に挑戦。80ページまで読んじゃった。定時制高校が舞台、第1章にはディスレクシアの青年、第2章には2人のフィリピン人が登場。目が離せません。ちなみに伊与原新は最近直木賞を受賞しました。 ◉テレビドラマで9月放映の「愛の、がっこう」というのがありました。先生とホストの純愛の話なんだけど、ホストがディスレクシアなんだよね。タイトルがひらがなにはそういう意味が隠れている、たぶん。

つれづれ入院日記 16 2025.12.2

 ◉前回以降久しぶりの更新です。1週間の抗がん剤投与によって悪いがん細胞を叩いて副作用がなければ、一旦退院して、また1ヶ月後2クール目ということを頭に描いていましたが、熱の原因が肺炎とわかり、点滴の管と酸素の管に繋がれて必死な治療を受けているところです。これだけ熱が続くと朦朧としてくるので「つれづれ入院日記」も更新できませんでした。 ◉もう一つ新展開がありました。現在の抗がん剤治療はそれ自体で完結するものではなく、次の段階「骨髄移植」などを想定してのものですけど、私の場合、「特発性慢性間質性肺炎」の持病があるので、骨髄移植には大変な危険をともなうという説明を受けました。私は家族とも相談して、骨髄移植は望まず、行動はすごく制約されるけれど、抗がん剤を受けながら、入院、通院、訪問看護の3つをミックスしながら出来るだけ家中心の生活を明るく楽しく過ごそうと思っています。「日記」の更新が進まなかったもう一つの理由は、こういう話は書くべきかどうか、人の気持ちを重くしないかをちょっと考えていたからです。 ◉私もお世話になっているたくさんの方々に、ちゃんとご挨拶したいとの思いはあるのですが、体力的、時間的に制約があります。 ◉逆に「佳大くんのこと他の友だちに伝えてもいい」と言ってくれて助かっています。ありがとう(次号につづく)

つれづれ入院日記15 2025.11.27

  ◉昨日から感染対策の抗生剤のシャワーのような投与のおかげか、今日は熱も36℃台にとどまっているので体調がいいです。先ほど感染源探し?のために頭のテッペンから骨盤までのCTを撮ってきました。今回は車椅子で行ってきました。(前回レントゲン時の「沽券失敗」の教訓から)。 ◉昨日、部屋が変わりました。男子部屋を女子部屋に変えるとのこと。それで私たち男患者は他の部屋へ割り振られたのですが、私が割り振られたのは、「無菌個室」。幸いでした。窓があります。空が見えます。

つれづれ入院日記 14 2025.11.26

  ◉昨日で抗がん剤治療はいったん終わり、残された感染、発熱対策にシフトした治療に移ってます。いつも熱でボーッとしていて、食欲も湧きません。 これが昼食できたのはキウイの皿だけ。あとは少しずつ。 ◉昨日、知人の淡中あきこさんが、チョコレートのお土産を持ってきてくれました。とても嬉しかったのですが、話もできない状況だったので、「別な日にゆっくり韓国のアンサン旅行の話を聞くことにしました

つれづれ入院日記12 2025.11.23夕食後 &つれづれ入院日記 13

 ◉さきほど夕食を食べていて大発見をしました。病院給食のサカナには骨がないのです。さて、本当か、ウソか? ◉5回目の抗がん剤を受けるちょっと前に主治医の菊池先生が病室にきてくれました。その内容は、①抗がん剤は、悪い細胞を壊すけど、いい細胞も壊す。②いい細胞も壊れるので、感染にかかりやすくなる。熱の出方も高くなってるし、これから1日に2回抗生剤を点滴します。ということでした。 ◉さすがにねつがつづいてご飯をちゃんと食べる気力も出ず、抗がん剤を毎日打っている両腕も痛くなって手も使えないので、さすがに夕方まで点滴を受けながらぐったり寝ていました。 ◉ところでマスク仲間の男性看護師に、痛い耳をどうしたらいいか聞いたら、主治医とは別の先生に聞いてくれました。実はその先生もマスク仲間でした。ということで、軟膏を処方してもらいました。よかった。   つれづれ入院日記 13 2025.11.25夕食後  ◉さすがに熱が続いて、ベッドから起き上がることがかなわず、つれづれ入院を更新することができないでいました。 ◉抗がん剤治療も明日で第1クールを終えるので、主治医の先生に聞いてみたら、「まだ熱が高く、抗生剤で感染源をたたく」と。まあその方がよかったかもしれないけど、やっぱり家には帰りたいです。 ◉今日はここまでです。あ、妻と一緒に孫のひまりが顔を出してくれました。

つれづれ入院日記11 2025.11.23朝

  ◉この間熱がジリジリ上がってきて、昨日の夜、38℃を超えました。さすがにつらく解熱剤の追加分を出してもらい、さらに両腕から採血をして(感染源を調べるそうです)、その後、抗生剤?を点滴してもらい、おかげでぐっすり眠れ、朝、看護師さんに起こされた時は爽快でした。熱は37℃台まで下がっています。 ◉今日は5回目の抗がん剤投与。たんたんと注射を受けていますが、射す前に、看護師さんは痛いですよ」と言いますが、実は痛くない時もあるんですよ。その時はとても得をした気分になります。さて今日はどうなるのか? ◉感染対策で、マスク24時間着用しなければなりません。ところがゴムが左耳の上の方に擦れて腫れているので、痛みを軽くするため、妻にゴムを使わないマスクを買ってきてもらいました。今日担当の男性看護師も「ぼくもゴムが苦手なので自分用のマスクしてます」と言ってたので、ぼくの位置付けとして、彼は マスク友だちに勝手に認定 しました。

つれづれ入院日記⑩2025.11.22夕方

 ◉今日はもうひとつ嬉しいことがありました。姪っ子のえみちゃんが、サプライズ結婚報告。おめでとう。 ◉熱が下がってきたと思ったらぶり返し、解熱剤は日に3回処方されているのですが、足りなくなってきました。 ◉「介護スナックベルサイユ」「小さい頃は、神様がいて」「すべての恋が終わるとしても」の最新話を、ぐったりして、眠っては巻き戻ししながら、Tverで見ました。どれもいいんだけど、1番のオススメは「小さい頃は、神様がいて」です

つれづれ入院日記⑨2025.11.23昼

◉今日4回目の抗がん剤投与が終わったあと、主治医のK先生が病室にきて、「抗がん剤4日やった結果、血中の悪い細胞が6%から1%に減っています。ただ骨髄まで薬の効果が届いているかどうかはわかりませんが」と説明してくれました。すごい朗報だと思いました。 ◉熱も下がってきたので、Tverで「フェイクマミー」第7話を見始めました。これもいい番組なんですよ。

つれづれ入院日記2025.11.22⑧

 ◉入院生活5日目、抗がん剤投与4日目の朝です。ベッドを囲むカーテン牢獄の生活、夜から朝方までの発熱攻撃にうんざりしながらも折り返し地点(順調にいけばですが)まできました。吐き気などの強力な副作用が起きていないのはラッキーです。 ◉朝食はさすがに3割しか食べられなかった。ヤクルトだけはちゃんと飲みましたけど。 ◉昨日はTverで、日本ドラマ「ロイヤル・ファミリー」の最新話を見ました。最初は「なんだ、競馬の話か」なんて気持ちで見てたんだけど、これがなかなかいいんですよ。オススメです。と言ってもあと何話かで終わりますが。ではまた。

つれづれ入院日記⑦2025.11.21 18:30

◉今日は午前中に3回目の抗がん剤アザシチジンの投与。3日連続なのでさすがに両腕が腫れてきているので、塗り薬が出されました ◉貧血の指標となるヘモグロビン値が下がって、輸血を受けました。私のヘモグロビン値は7.3です。資料を見るとわかりやすいと思います。 ◉夕食は6割くらい食べました。減らした分、妻が買ってきてくれたゼリーを食べました。 ◉ここんとこ、夕方から明け方にかけて、熱が出て、悪寒がしたり、汗が出たりするので、とりあえず、パジャマの下にシャツを着て、それから靴下も履きました。 ◉いいこともありました。日本語サロンで知り合った、韓国のテジョン出身のCさんが、来年、はこだて未来大学の修士課程の留学生として戻ってくると連絡がありました。ではまた。 あ、そうだ!知人の淡中あきこさんが、昨日、無事韓国の安山市から帰函したとの連絡がありました

つれづれ入院日記⑥2025.11.21

 朝食後、◉昨日は夜から朝方まで熱が出て、ちょっと辛かったです。でも朝と昼はけっこう体調がよく過ごしやすかったです。 ◉今日は朝10時から3回目の抗がん剤アザシチジン投与予定。両腕はだいぶ腫れてきていますが、なんとか大丈夫そうです。 ◉入院前は「暇を持て余しそう」と思ってましたが、入院生活もそれなりに忙しく、ドラマを見たり、本を読んだり、勉強したりというのも、時間がなかったり、そういう気分じゃなかったりです。それでも、昨日は、Tverで日本ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の最新話を視聴しました。最近の日本ドラマは、日本社会の新たな変化に対応した積極的な制作が多いと思います。(小説もです)。夜中は日本映画「ナミビアの砂漠」(河合優美主演)。「先生の白い嘘」(奈緒主演)。どちらもちょっと難解でした。では、今日もがんばっていきます。 朝食は7割くらい食べました