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つれづれ入院日記49 2025.12.23 夕方

◉この入院生活の中で今日は治療的にはとてもいい日だったと思うんだよね。抗がん剤投与以降の副作用のあれこれ、肺炎や熱に浮かされたり、湿疹で痒くて寝られなかったり、そんなことから抜け出せる節目をやっとのやっとで迎えた感じなんですよ。呼吸器と皮膚科の症状が改善し、両サイドから少しずつプレドニンを減らしていけそうですという主治医の先生の説明の意味です。

◉身体の中の内輪もめから、主敵のがん細胞と闘うための、敵情視察である骨髄穿刺を明日やることになりました。第2クールへの橋渡しの日ということになるのかな、明日は。結果次第では恐いんだけど。

◉ごく身近なみなさんに私信としてラインで20人くらいにお届けしてきた「つれづれ入院日記」を、私の弟がブログにまとめてくれました。このブログを発見してもらえたら、親しくしていたみんなにご挨拶が届くかもしれないし、病状や入院中に考えていることくらいも伝わるかもしれないと思い、しばらく使ってなかったフエイスブックに今日は投稿してみました。

◉今朝の「つれづれ入院日記48」で、手足が細くなり骨ばかりになってベッドから離陸できない状況を書きましたが、もっと白状します。ぼくの体重史を。1984年24歳で結婚した時60kgでした。それから時とともに体重は増え続け、45歳くらいにはもう70kg台半ばあったかと。それから引退して、最近は70kg内外でしたが、この入院で一気に新婚時代の体重、でも体型はおじいさん。リハビリがんばらないと。

◉大学時代の友人のオススメ、宮島美奈「成瀬は天下を取りにいく」を読みました。この本は「成瀬あかり」という少女の持つ魅力を今まで読んだことのないようにすばらしく描き切ったことだと思います。成瀬あかり中学2年生の目標。閉店する大好きな西武大津店に通いテレビ中継に映り込む。つれづれ入院日記40で書いたけど、NHKドラマの「いつか無重力の宙へ」で人工衛星つくるなんていう目標よりすごいと感じるんだよね。この小説は最初は短編2篇を雑誌で出して、そのあと4つを書き下ろして、短編連作みたいにしている。書きながら成瀬あかりの魅力を存分に膨らませている。でもぼくが本屋大賞受賞作を、いくら褒めてもすごいと思えないだろうから、みんな自分で読んだ方が絶対いい。

◉ところでぼくにオススメした友人の出身高校は膳所高校、成瀬あかり先輩になるんだ。出身は滋賀県、西武大津店もよく知っている。そりゃあ、オススメするよ。

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つれづれ入院日記 70 2026.01.08早朝 いよいよお別れです みんな、ありがとう

主治医の告知を受けて夫婦で大泣き いよいよお別れです みんな、ありがとう ◉昨日の午前、いま受けている治療について「悪化している間質性肺炎が治ることはむずかしい」ことを主治医の先生が静かに説明してくれました。 ◉説明のあと、ぼくの目からとめどもなく涙が溢れ、嗚咽が止まらない。「なんでオレ泣いているんだろう?」「がんばってきたからじゃない?いいんだよ。一緒に泣こう」、妻が言ってくれた。二人で大泣きした。「 人生には満足してるよ。家族にももちろん 」「うん、わかってるから」。 ◉うん、涙の意味はわからなくてもいい!人生をやり遂げた満足感、家族や支えてくれた人たちへの感謝の気持ち、早すぎる別れの寂しさ、もう頑張らなくてもいいと安堵感もある。時々、余震の嗚咽はあるけど、スッキリだ。 ◉午後から、娘の旭(あさひ)、弟のでっちくんこと光(ひかる)が、さらに母の佳子(よしこ)をデイサービスから連れてきて、孫のひまりも面会に来て、写真を撮ったり昔話をしたりと、楽しい時間を過ごしました。息子の湧(わく)は風邪気味で来られませんでした。 妻(純子)と母(佳子) 認知症の母、多分状況を理解してないんだろうな、それが救いかも でも一生懸命さすってくれる手がとても優しい 弟・でっちくん、状況間違ってピースサインw いつも手を握り温めてくれる孫のひまり ◉主治医の先生も、家族以外にも会いたい人がいたら面会の手続きを取ってくださいと言ってくれています。 ◉幸か不幸か、私は父を間質性肺炎で看取っているので、できるだけ苦しまないでいくイメージはあります。それまでの時間、できるだけ楽しく過ごして行きたいです。主治医の先生に伝えてあります。 ◉きのうのブログ配信後、心苦しかった。ぼくの回復を信じてくれている人がいるから。でもここでみなさんに、お別れの時期が近いことを伝えることにします。支えてくれてありがとうございました。    娘の旭(あさひ)からラインきました。号泣の余震です。 かなり大きいやつ。あさひ、ありがとう。 ◉たくさん迷惑かけてきたけど、お父さんとお母さんの娘に生まれて幸せだったよ。ほんとに。 ◉今までたくさん頑張ってきたね。ほんとに、お父さんのことは尊敬してる。1番の自慢のお父さんだよ。 ◉ひまりのこともいっぱいいっぱいありがとう。感謝ばっかりだよ。ひまりの成長もまだまだ...

つれづれ入院日記 71 2026.01.08昼

◉主治医の先生の告知のことを、みんなに知らせたら、胸のつかえが取れて、今はとてもスッキリです。   ◉すると昔の朝ドラの主題歌の『泣き笑いのエピソード』っていう言葉がずっと耳にこだましています。   ◉この病室でのこれからの生活が、楽しい泣き笑いのエピソードのひとときになれば、と思っています。   ◉なお、みなさんから寄せられたメッセージは、私の体力を考えて、弟のでっちくんが、ブログ管理人の立場で、紹介してくれることになっています。

佳大さん安らかに永眠しました

  高橋佳大はかねてより入院中のところ、 骨髄異形成症候群および間質性肺炎により、 2026年1月14日午前7時14分に永眠いたしました。66歳でした。 皆さんと共有した温かい時間や、いただいた励ましの言葉によって幸せに旅立てました。 ありがとうございます。  今後、このブログは追悼として残したいと思います。                                家族一同 ◉  「高橋佳大お別れ会」日程 ⚪︎納棺 1月15日(木) 10:30 ⚪︎お別れ会  1月18日(日)  17:00~20:00 随時受付・随時献花 ⚪︎出棺  1月19日(月) 8:30 (9:15火葬) 式場  赤坂中央斎場 〒040-0081 北海道函館市田家町5-29 0138(41)8787