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つれづれ入院日記 53 2025.12.26 朝

◉ぼくのまわりは、今、大判小判がザックザク状態です。入院中で不自由な生活だけど、毎日たくさんの発見があり、出会いがあり、みなさんにさらしてしまった日記を通して語らいがあり、気持ちが豊かになるんですよ。日記は一日に一回書くんだろうけど、それでは書ききれなく、頭の整理も追いつかないので、短いのを何回かに分けて、アップしようかなと思ってます。ラインで送りつけているみなさんのトーク画面をまた汚してしまうけど、それはごめんなさい、許してください。

◉つれづれ入院日記 32 で、ぼくは大部屋病室の印象を「カーテン牢獄」といいましたが、消灯前後の読書やビデオ視聴によって牢獄が「感動のカーテン個室」に変身します、すごい発見ですなんてね、大げさなことを言ってしまいました。

◉みなさんのオススメ名作教えてください。入院中「感動のカーテン個室」で読みたいと思いますなんて募集までかけてしまいました。

◉実はこれには、ぼくの願掛け的な思いがあって、オススメがひとつあったら、ぼくの寿命は1ヶ月延びる、100のオススメでおよそ10年、もっと増えたら、不死身の身体、そう、トッケビになってしまう、そんな空想をしていたんです。

◉世の中にはホントに直球で返してくれる人がいるんですね。別なところでも紹介しました。ハングル講座仲間のMさん。

◉自分が感動したオススメ名作をずっと考えていました。直ぐに頭に浮かんだのは、若い頃に読んだ三浦綾子の「塩狩峠」や中里恒子の「時雨の記」。でも、「感動のカーテンの個室」の高橋さんに読んでほしいのはそれじゃないと考え続け、今日やっと答えが出ました。

新川帆立の「ひまわり」です。

◉高橋さんお気に入りの女優、鈴木保奈美さんがこの小説にこんな言葉を寄せています。

「世界の理不尽なんかに黙っていない。武器を磨け 味方を集めろ 作戦を練り上げて 勝ち取れ!傷だらけででっかく笑え! それが彼女の戦い。これは私たちの戦い。鈴木保奈美(俳優)」。どうですか?読みたくなってきたでしょう?笑

◉「はい、次、行っちゃいます」(ぼく)。「はい、行っちゃってくださーい」(Mさん)。てことでぼくは「ひまわり」を読んでいるのです。

◉さてぼくの「オススメ募集」はまだ有効ですよ。なんせ寿命が延びたのは、まだ1ヶ月分ですから。

コメント

  1. おススメ
    ・塩狩峠は私も好きです。
    ・北条民雄の「いのちの初夜」
    もちろん、読んでると思うけど「病臥漫録」
    ・個人的な趣味だけど、中村哲については、自身の者や、関係者の者がたくさんあります。
    多々良哲さんのアイコープ関係で映画を観たり、本を読みました。
    ・これも個人的な趣味だけど、
    「ヘーゲル法哲学批判序説」、「エピクロスとデモクリトスの自然哲学の差異」がマルクスエンゲルス関係では好きです。
    ・あと、日本の文学史を俯瞰的に見直すなら、加藤周一の「日本文学史序説」
    函館、小樽関係では多喜二もだけど、
    ・伊藤整の『雪明りの路』、『若い詩人の肖像』、『日本文壇史』
    ・梶井基次郎の書簡集、「のんきな患者」あたりになるかな。

    たくさん挙げたけど、病人は療養が第一、それを最優先に、無聊を慰めるためなら、ということで、無理せずにね。

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    返信
    1. 「「塩狩峠」は一緒に三浦綾子記念館に行った時から宿題にしていたから、最初に読もうかな」

      (佳大本人ログインできず、弟が返信代理です)

      削除

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